『なにをどれだけ食べたらよいか。』柴田博 著。
毎日、食べたらよいものが、具体的に書いていました。
実は、これが分からず、結構いろいろな本を読みましたが、
柴田先生の本は、分かりやすくて具体的、
医師にそう教えていただくと、そうしよう、と思えますし、
牛乳200ml、卵1個、肉…、など書いているので、
具体的、かつ、いろいろなお料理に応用可能。
すごく実践しやすい内容でした。
奇をてらったメニューではなく、オーソドックスで信用できる材料、
それを1日にどのくらい摂ればいいか、が書いてあり、
とても良いことを教えていただいた感じです。
主婦になって、一番に気をつかうのは、家族の健康。
それを、結婚して「一家の主婦」になったとたん、一手に任されるのですが、
私の場合、そもそも、そういう勉強は学校で専門的にしていないですし、
本格的に習ったわけでもないので、
不安しかない。
(私だけ?)
そんな主婦が作る料理を食べる、家族が不憫。(笑)
家族の好みだけで作っていると、偏っている気がしてくる、
というような状態でしたが、
読むと、知識もついて安心できます。
なにをどれだけ食べたらいいか、も書いてますが、
こういう理由で食べた方がいいと説明してありました。
身体の健康もそうですが、
お肉を食べないと、精神的にもウツになりやすかったり、元気でいられなくなるので、
認知症予防のためにもお肉は良い、とか、牛乳は寝たきり防止になる、など、
そういったお話もデーターに基づいて、きちんと書かれていました。
(この栄養素がないと、不安になりやすい、ということもあるそうです。)
都市伝説ではありませんが、
なにをどれだけ食べたらよいか、ということは、いろいろな人がそれぞれ意見を持っていて、
粗食がいい、とか、魚がいい、など、多くあるのですが、
流派?がありすぎで迷う感じ。
本書はそれについて多くのデーターや、臨床知識を持った医師が、それらを示して説明されるので、説得力がある感じです。
一つ一つ全て、それが合っている、とか、そもそも正解が、素人である私には分からないワケですが、
本書に書かれているメニューは、一般的に考えても、そうだな、と思え、
これを食べて置けば、間違いなさそう、という感じでした。
さらに、簡単に実践可能なメニューで、ガマンが少ない。
(肉はダメとかが全くなく、お肉推奨だったり、お酒も飲める。(笑))
食生活に気を配り、長く健康に過ごせたら、一番いいと思いました。