壇蜜さんの出演されたテレビTBS系「情熱大陸」。
そこで印象に残った言葉が、
「自我の電源を切る」。
放送されたのが、もう何年も前で、2013年5月26日。
もう、自我の、というところは忘れて、しかも電源を切るも、「スイッチを切る」と書き換えて覚えていたのですが、
(ネットで調べて、自分のテキトウぶりに驚愕。(笑)
でも、放送された日付を見て、こんな前のことがまだ頭に残っていたのだと驚いたわけですが(今日は2019年10月))
先日、ふと、今ここで自分に求められていることは、(自分を出すことではなく、まわりに任せて)スイッチを切ることだな、
と思うことがありまして、
ふと壇蜜さんのスイッチを切る(電源を切る)を思い出しました。
「撮影の時は、自我の電源を切る」という情熱大陸の番組男性のナレーターの声と、
壇蜜さんのグラビア撮影の場面が映っていて、
カメラマンの撮りたいものを理解し、自分の役割を理解したら、
「自我の電源を切って」、
求められるものを、求められるように、
カメラマンに求められるままの表情を作り、
指示に従う。
虚無的で、はかなげで、でも、グラビアの中に存在する一つの世界観を表す表情やしぐさでレンズを見つめ、写真撮影にのぞまれている様子が、とても印象的でした。
これつまり、プロに徹する、ということだと思うのですが、
自分が、どうしたい、こうしたい、ということの自我のスイッチを切って、
今、自分のすべきことを理解し、
そうすることに徹する。
人にのぞまれていること(仕事)に徹する、という感じで、凄いと思いました。
グラビア撮影から一転、ラジオ番組の仕事をするときは、逆に、
スタッフの求めに、壇蜜さんが意見し、折れず、
(決められた原稿を読むように言ったスタッフに対し、リスナーさんからの文章を読むべき、との意見)
結局スタッフが折れたのですが、
壇蜜さん自身が(スタッフではなく)「リスナー」が何を望んでいるかを理解し、
リスナーが求めているラジオ番組を作られていました。
本当に自分に求められていること、するべきことは何かを理解して、
それをすることに全力を注ぐような仕事で、
自我をの電源を切る。
「求められることを、求められるまま」することを心がけていらっしゃるそうです。
デビューのきっかけはプレイステーション3用のゲームソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のキャバクラ嬢役。
この、壇蜜さんが、ブレイクするきっかけになった仕事のオーディションで、
壇蜜さんが言っていた言葉、
「明るさも大事だとおもいますが、優しさも大事だと思いますので、
優しさもプレイヤーの方々に感じていただけるような役を務めたいと思っております」。
そう思ってみて見ると、本当に壇蜜さんの表情は、優しい。
優しい女性らしさを感じます。
そうか、優しさが男性を惹きつけるんだな、と、モテ方を一つ学ぶわけですが(笑)、魅力的だと思いました。
女性にも好かれ、数年たった今でも、情報番組サンデージャポンなど多くテレビ出演されていらしたり、
活躍されている壇蜜さん。
優しく、一所懸命な方なのではないかと思いました。