人間関係のコツは、「正直」から卒業して、相手の気持ちの軽くなること、心が温かくなることを言うこと。


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 人間関係のコツは、ウソをつかないこと、
ではなく、優しい方便も必要。

「正直」というだけでは、ただの自己満足だと気づくこと。

 実は、これを聞いたとき、私は驚いたのですが、なんとなく、
相手に対して、正直で、誠実であればいいのだと思っていました。

ただ(自分の心に)正直に、人と接していればいいのではなく、
相手の幸せになることを、考えて、発言する。

何を言えば、相手の心がフワッと温かくなり、気持ちが軽くなるかを考えて、
相手の心がほぐれるように、話す。ということだそうです。

 人間関係で悩んだことがない人と、悩んだことがある人。
どちらが多いかを考えると、悩んだことのある人のほうが多数派。
つまり、多くの人は間違った接し方をしてしまうためにトラブりますが、

トラブった人は、性格の悪い人か?というと、そうでもなく、
とても良い人なのにトラブったり、
親切な人なのに、上手くいかなかったりしている。

これ、人間関係上手な人が、ハタから他人の目で見ていると、
もったいないな~と思うことも、あると思われるのですが、

トラブってしまう時って、
正直な人が多い気がします。

 悩みを相談された時に、正論で答える。
(ときに、「そんなことをしてはいけないよ」と、相談者を責めてみる)

一見、正解のようなのですが、
それで相手が、自分のアドバイスを受け入れて、幸せになれるか?
という観点からみると、不正解なことも多いそうで、

 相談された内容が、法律に触れることであれば、
即、それはダメ、という答えでよいそうですが、

法律にも触れていないのに、(自分の感覚で)勝手に裁判官になって、
相手の気持ちも受け入れないで、いきなり裁き始めると、

例えそれが正論であっても、
結局、相手にも聞き入れてもらえず、人間関係も崩れて、お互いが幸せになれない。
または、アドバイスした人だけが、正論を展開して、清々しい気持ちになって終わる。

相談者が、相談するときには、だいたい、「何が正しいか」ということは、本人がよく分かっていて、
でも、その通りにできない自分がいて、
その苦しい胸の内を分かって、共感してもらいたくて相談していることが多いもの。

そこで求められているのは、
正論ではなく、相手を受け入れる優しい言葉だったり、
「分かるよ」の一言だったり、
「正しい答え(正解)」の前に、
正解より一つ前の、共感も大切。
人はその共感が欲しくて相談している、という場合が多いそうです。

まず、「分かるよ」と気持ちを受け止め、
「そうだよね」と、うなづいて、
それから、アドバイスするならしてもいい。
自分自身だって、いつも正しいことをできているとは、限らないのに、
人には絶対に正しいことを押し付ける、というのは、
相手も自分も苦しくしてしまう元とのこと。
聞いてみると、なるほどな~と思って、腑に落ちました。

 よく、人間関係で必要なのは、「分かるよ」の一言。
女性が相談するときは、答えではなく、共感を求めている、と聞きますが、

正しいことを正しいように、石部金吉さんてきな解答をしても、
自分を受け入れてももらえないような相手からのアドバイスは、聞かないもの。

正論を言った本人は、正しいことを言って、スッキリして気持ちの良い気分になることもあると思いますが、
相手の気持ちも考えないで、ただ本音を話しても、
相手への配慮にかけ、
相手も、自分も幸せにならない結果を招きやすい。 

それで相手がどういう気持ちになるか、その後どうなるかを考え、
「分かるよ」、「そうだよね」を添えてみる。

正しいことよりも、相手の幸せを考え、優しく魅力的な言葉を、口にする。
そして相手が聞く耳を持ってから、
自分の思う方法を伝える方法もあるのかも。

相手の気持ちの軽くなること、心が温かくなることを言うように心がけると、
相手も救われ、相談して良かったと思い、
相手も自分も温かい気持ちになって向上して行ける。
時と場合によりますが、自分の本音や正論だけでなく、
相手の気持ちや状況も踏まえながら対応していくのも大切だそうです。