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発達障害さんの「二次障害」。 理由は誤解されること。 反省はするけど、落ち込まない。

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 発達障害さんに多い特徴の一つ、
心に打算が少なく、
言葉を言葉通りに受け取りやすい、という内容を前回記事で書きました。

例えば、発達障害さんと定型さんの擦れ違いで大きいのは、
言葉を言葉通りにとらえ、「言葉の回しが、伝わらないこと」があること。

(今回は、前回記事(発達障害さんの特徴。「心が一つ」。)の続きなので、
読まれていない方は、ぜひ前回記事から読まれてください。) 

京都の「ぶぶ漬けでもどうどす?」ではありませんが、
(これは定型さんも解かりづらい表現ですが)
言葉の裏側を読みにくい、そもそも、言葉通りの意味以外の意味があることをあまり意識していない、というときに、
お互いがその共通の認識がない中で、人と会話すると、
そもそも正しい意味や、真意が伝わりにくく、
言葉を介して意思を伝えあうそばから、共通の言語の意味を、共通の認識とできないため、
「誤解」が生まれ、
そのために、コミュニケーションが上手くいかず、理解されず、
結果、人間関係をうまく構築できなことが続いて、
落ち込んだり、ウツになるなど、発達障害の二次障害になることがある、という感じが多いようです。

(本当は嫌味や皮肉を言わない、とても良い人なのに、
(嫌味や皮肉を分からなさ過ぎて)とても嫌味な人に思われる、とか。(笑))

 例えば、定型さんにとって「暑いね」と言ったら、単に「暑い」ということではなく、
「暖房を止めてほしい」という意味だったりすることがあるわけですが、
これを単に「暑い」という言葉通りだけしか受け取れないと、
言葉を介して、共通の認識ができた、とは言えない場面もでてきます。

このズレや、共通認識の違いで、
人の言っていることが理解しづらい、ということもあり、
また逆に、発達障害さん本人が、全く悪気がなく言った言葉でも、
相手の定型さんがその言葉の裏側をとらえて、嫌味や皮肉、あまり良くない印象でとらえることがあると、
本人の意思とは全く違う意図で、周りからは、とらえられることがあるので、
言葉には裏の意味がある、ということを理解しておくこともとても大切だと思いました。

 さて、発達障害さんは、なぜ? 二次障害で、落ち込んだりウツ病を発症することが多いのか?と考えると、こういう言葉の真意が読めなかったり、伝わらなかったりすることで、
また、発達障害さんの真意も定型さんに伝わらず、
(例えば、「これがあります」という言葉を、発達障害さんが使うと、
本当に「これがある」というだけの意味だったりするのですが、
多くの定型さんは、「これが欲しいのかな?」などと考える。など)
嫌味や皮肉に受け取られて、人間関係が壊れる、ということもあるかもしれません。

発達障害さんの特徴は、多くの「定型さん」が当然分かるだろうと思われることが、分からなかったり、できなかったりして、
逆に、定型さん(多くの人)が分からないことを、すごい能力で分ったり、集中して出来たりする、

そんな発達障害さんに、ついて回りやすいのが、「誤解」。

その感覚の違いから、
自分は全くそんなつもりがないのに、そうだと誤解される。

発達障害さん自身には全く意外なことで、
自分の行動や発言が、人からそんなふうに思われてしまうんだ、と逆に驚く、ということがあるようですが、

そういうお互いを理解しづらい感じ。(感覚の違い)
それが人との摩擦を起こして、
いつも人から誤解されやすく、誤解されてトラブルことが連続のように起きてくることで、
周りの多くの人が悪いのではなく、自分が悪いんだと自分を責めるようになったり、
人との付き合いに自信をなくして、ウツなどになりやすい。
それが発達障害さんの二次障害の多いパターンだと思います。 

 発達障害さんは、よく「二次障害」を起こすことも多いといわれるのですが、
発達障害さんの二次障害とは、
発達障害特有の特徴から人間関係が上手く構築できず、
人と上手に付き合いたい、仲良くしたいという自分の気持ちとは裏腹に、
いつも人に理解されず、トラブルという現実に、傷ついて、
気持ちが落ち込み、うつなどの症状を発症してしまったり、

自分の苦手なことを何度も周囲や職場などで注意されることが続き、

「自分は何をしても駄目だ」というような気持ちになって、不安障害やパニック障害んあどを引き起こすなどがあります。

なので、発達障害さんは、言葉には裏の意味があることを理解して、
少しずつでも覚えるように努めたり、
不用意に発言することを控えてみる。
トラブルたびに振り返って、まず原因を特定する。そして次からその表現を使わないようにする。

その他にも、発達障害さんは、人が、当然「右」と思うところで、
左、と思う。

多くの人が白を選ぶときに、黒を選ぶ、
というような、感覚の違いがあったり、
要するに、多数派に入らず、少数派のものを選びやすいということもありますが、
一つ一つの人間関係を、人間関係勉強のチャンスととらえ、
失敗するたびに覚えて、なるべく慎重に言葉を選ぶ。 

相手がとても傷つきやすい人だと、なにかあったときに、悪いほうにとらえられてしまい、なかなか人間関係が構築できないこともあるかもしれませんが、
お互いがどれだけ相手を思い、理解できるか?
と考えると、優しく見抜いて、大切にしてくれる人もいるはず。

自分がどうすれば心地よく過ごせるか?を考え、
相手がどうすれば心地よく過ごせるか?を考え、
どれだけ信頼関係を築いているか、ということに挑戦するつもりで考えて、人と接し、できなくても、できたときのほうに注目して、「落ち込まないこと」。
つらいときは、一つ一つ学んでいるのだと思うこと。

自分の気持ち、機嫌を幸せに保つように努めて、
一つ一つ学んでいくことで、上手くいくようになっていくことも多いと思います。

 

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