以前、『新型コロナウイルス、なぜ? 今、休校なのか? 』という記事を書きました。
この記事を書いた時点で、
まだ、「一斉休校まで必要なの?」という気持ちの人も少なからずいらっしゃった感じだったので、書いたのですが、
現在は、そこから、日に日に、状況が悪化。
アメリカの死者数の増加、医療崩壊など、
楽天的な考えでの外出が、危険だったことが、証明される結果になっています。
さて、今後の日本ですが、学校の一斉休校は、まだ必要。
アメリカで今、言われているのが、
死者、感染者数を多く出し、まだ状況が深刻化している「ニューヨーク」と、
ニューヨークに比べて、それを10分の1に抑えている、「カリフォルニア」との差。
なぜ? カリフォルニアが、深刻化をより軽く抑えれているのか?
NYとカリフォルニアの差はなぜ、米 新型コロナ拡大 TBS NEWS
TBSニュースで放送していましたが、
『外出禁止令が出たのは、
カリフォルニア州の大都市サンフランシスコ市が3月17日、州全域には19日。
一方、ニューヨーク州は22日でした。
3月半ば頃までは死者数にほとんど差はありませんでしたが、下旬以降一気に差が開き、カリフォルニア州の死者数はニューヨーク州の10分の1以下です。』
とのこと。
17日に、外出禁止にしたか、
22日に、外出禁止にしたか、
このたった、5日間の遅れが、ニューヨークに大問題を引き起こしてしまったのだそうです。
つまり、まだ、症状の自覚できない時、
「今、必要なの? まだ、必要ないのでは?」と思われるタイミングで、
外出禁止にすることが、非常に大切ということだと思います。
子供も家にずっといる、という環境が、親子にとってストレスになったり、辛いと思うこともあるかもしれませんが、
地域によって、4月の早々に学校再開のところもあり、
今、学校に行かなくても、いつか登校することになる。
いずれ感染することになるのでは?
と、思いがちです。
ただ、今、感染するのと、後から感染するのでは、
医療体制、薬剤、対策の面からも大きく異なり、
学校を再開しても、新型コロナウイルスが発生すればまた休校になり、
本格的な再開が数か月先になる可能性も。
逆に、この感染との戦いを長期化させ、分散させること、
治療に有効な方法や対策を見つけ、死者を減らすことにもなることがあるので、
今、必要なのは、学校を、早く再開させてしまうことではなく、
映像授業などで、学校に行かなくても、勉強できる環境を整えることかもしれないと思います。