本日のお湯は、「いい湯旅立ち にごり露天湯の宿」の4種類の入浴剤の一つ、
(「黒川、南紀勝浦、伊香保、秋保」の4種類)
「宮城 秋保 やわらかく優雅な白檀の香り」。
え? 「白檀」って、何だっけ?
聞き覚えあるけど…。
お仏壇の関係の気がする。
(「壇」だけに。(笑))
お線香だったかな?
と、封を切ると、
立ち上る、記憶にある香り。
やっぱり、お線香だ!
お線香っぽい。
今日は、お線香の香りだ。
そんな私の、忙しい頭の中と関係なく、広がる乳白色。
同じ乳白色でも、今回のお湯は、乳白色が少し青みがかったお風呂。
ミステリアスな小説に似合いそうな色…、
と、思うのは、きっと私だけですが(笑)。
お風呂から上がって「白檀(びゃくだん)」を調べると、
『紀元前5世紀頃にはすでに「高貴な香木」として使われていた植物で、
5月頃、黄色や紫色などの小さな花を開く。
心材は濃い色をしており香りも強く、辺材になるほど白っぽく香りも少なくなる。
芳香は樹脂分ではなく、精油分に由来。
産出国はインド、インドネシア、オーストラリアなどで、特にインドのマイソール地方で産する白檀が最も高品質とされ、老山白檀という別称で呼ばれる。
栽培が大変困難で、年々入手が難しくなっており、インド政府によって伐採制限・輸出規制が掛けられている。』とのこと。
(すべて「ウィキペディア(Wikipedia)」の情報)
「香木」かぁ…、
かなり昔に読んだ小説で、主人公の女の子の、お相手役の男子高校生が「香道」の次期家元、という設定の、
久美沙織先生の書かれた「丘の上のミッキー」を思い出しました。
朱海(あけみ)さん、
(主人公の中学校三年生、浅葉未来ちゃんの、お相手役の男子高校生)
素敵だったなぁ…。
そんな小説の世界の思い出を胸に、入浴する夕べ。
(「丘の上のミッキー」はミステリー小説ではなく、
純少女小説、という感じの、少女小説。
淡くて純粋な、少女の成長物語。
「おかみき」と呼ばれ、昔、ヤングな女子たちに人気でした。)
香木って、かぐ、のではなく、「聞く」。
そんなミニ知識もついたりする、
『丘の上のミッキー』は、全10巻。
初版から数十年の時を超え、今も販売されています。
「宮城 秋保 白檀の香り」(『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』)
白元アース株式会社さんで販売されていました。
『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』の他の記事はコチラ。
1. 「熊本 黒川 い草の香り」(『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』) 祖母が作ってくれたテーブルいっぱいのご馳走。
2. 「和歌山 南紀勝浦 八朔(はっさく)の香り」(『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』) 湯冷めしにくく温かで、肌しっとり。