今日の入浴剤、お風呂は、
「兵庫 城崎 梨の香り」(『いい湯旅立ち にごり炭酸湯 やすらぎの宿)。
梨(なし)の強い甘い香り、ちょっとバナナ色を思わせるお湯。
入浴すると、肌がスベスベになる気がする。
一日で実感できるか?は分かりませんが、
入り続けると、やはり、さら湯とは違った、しっとり感で、肌がキレイになりました。
(家族の肌も、キレイになってます。)
さて、そういう今日のお風呂。
『いい湯旅立ち にごり炭酸湯 やすらぎの宿』の「兵庫 城崎 梨の香り」。
「城崎」(きのさき)と、いえば、
志賀直哉(しがなおや)著、「城の崎にて」。
高校性の頃に、テスト前、
日本文学の、作家と小説を覚えた中にあったのですが、
ほぼ、読んだことのない昔の小説名と、作者を覚えていた、ある日。
何かで、
テスト前に、必死に覚えていた、
『作者「田山花袋(たやまかたい)」先生の小説「蒲団(ふとん)」』は…、
いい年をした妻子持ちのおじさんが、若い女の子との不倫を妄想し、彼女のふとんをかぶって泣く話、てきなことを聞いて、
ええっ?! と、驚いた記憶があり、
「名作」といわれている作品って、本当に名作なのか?という疑問が…。
いや、芸術ってそんな感じというか、
何か一つのことを、その人の感性で、見つめ、
その中にある本質にせまるというか、
極めるとそういう表現になるというか、
人を思う心情を描いた名作かもしれないのですが、
女子高生が「田山花袋 蒲団 (たやまかたい ふとん)」と、テスト前にまじめに書いてまで、覚えていたときには、
想像もできない内容だった、ということで、衝撃。
そんなこともあり、
本屋さんで、これもテスト前に覚えた「小説の神様」といわれている志賀直哉先生の書かれた、「城の崎にて」を見つけ、
思わず買って、読んだ記憶があります。
(「城の崎にて」は、短編小説。 読みやすく、女子高校生が読んでもよい内容で、良かったです。(笑))
この時代には、本が貴重で、出版も、今より大ごとだった時代に書かれた、小説の神様の、
表現がスッキリとシンプルで分かりやすく、伝わってくるような小説でした。
さて、そんな、城の崎(きのさき)の、岩場についたイモリを思い出す、今回のお風呂。
今日も生きている。
そんなことに感謝できる、温かで幸せなお湯。
『「兵庫 城崎 梨の香り」(『いい湯旅立ち にごり炭酸湯 やすらぎの宿)』は、
白元アース株式会社さんで販売されていました。