素敵なところに旅行に行きたい、と思ったら、北海道の小樽市。
特定の場所だけが観光スポット、というより、街全体が素敵で、見たいところばかり。
小樽(おたる)は、明治初期から中期にかけて、物流の中心であった海運、小樽港があり、貿易港として、
北海道の心臓と呼ばれたくらい、栄えたところ。
田舎の港町が栄えた、のではなく、
当時は、小豆や、ニシン漁、石炭などの相場商品があり、資産運用で大金が動いたため、北のウオール街とも呼ばれ、
成り上がる方たちも多く、出世で大物になることを夢見て、多くの若者たちが、小樽に集まりました。
それは、今の大物を目指して「東京に出ていく」感覚に近かったと思います。
それにともない銀行も、全盛期で25行もの支店がおかれ、今もそのモダンな石造りの建物多くあり、当時の栄華を伝えています。
昭和38年(1963年)に人口が20万人を超えピークになり、現在は、石炭から石油へエネルギー転換があったことや、港の貿易量が減り、貿易港としては衰退し、
当時の歴史的建造物や、運河、特産のガラス製品、ノスタルジックで粋な街並みなど観光都市として訪れる方の多い街になりました。
札幌駅から小樽駅は、JRの快速エアポートでで35分位。
飛行機で来た場合も、新千歳空港から小樽駅まで直通のJRの快速エアポートでで75分位なので、とてもアクセスがよく、小樽のホテルに泊まって観光する方も多くいらっしゃいます。
(新千歳空港から出るJR快速エアポートは、「小樽」まで行くものと、「札幌」まででしか行かないものがあるので、「小樽」まで行く快速エアポートに乗られると良いと思います。)
デートなら小樽運河を二人で歩いたり、
北一硝子(きたいちガラス)やルタオ(美味しくて有名な洋菓子屋さん)、新鮮な海鮮屋さん、オシャレな雑貨屋さん等々、多くの有名店やお店が並ぶ、観光通り(「小樽堺町通り商店街(約1300m))をブラブラするのも、多くの石造りの建物も楽しめて人気す。
また、街のいたるところに映えスポットがあり、写真にとりたい景色が目白押しなので、一人旅でも大丈夫。
一人でカメラを構えている方々によくお会いします。
もし、一人なことに抵抗があるなら、カメラを持っていると、魔法のように溶け込めます。(笑)
ランプの灯る喫茶店、「北一ホール」もロマンティック。
また、北一硝子も有名で素敵ですが、大正硝子もセンスが良くて、洗練された印象です。
北海道の地元の方で、御朱印集めが趣味とか、結婚を考えているデートなら、夏の花手水(生花)を開催している日の「住吉神社」も 良いかもしれません。
(コチラの記事『小樽総鎮守 住吉神社』 美しい「花手水」、鮮やかな朱色の「千本鳥居」、「せたけ石」で身長測り、御朱印、海見える絶景。そして、お蕎麦。)
住吉神社には、お願い事ができる正中海輝という御朱印もあるので、二人の将来を祈願文に書いてみるとか。
(妄想)(笑)。
(ただ、見どころ満載で結構歩くので、体力と時間を考えて、観光と、お参りは数日に分けるなど、無理のないプランが良いかも。)
また、小学生ぐらいのお子さんなら、小樽は昔、北のウオール街と呼ばれるほど大いに栄えた町で、その名残が多くあり、モダンな石造りの日本銀行の旧小樽支店の建物が、現在「金融資料館」になっていて、入館料も無料でした。
勉強にもなりますし、ニシン御殿など小樽の全体にリッチだった歴史があるので自由研究の題材にしても良いかもしれません。
小樽の観光通りには人力車にのって観光名所を案内してくれるサービスもあり、乗せてもらうのも思い出になりそうです。(有料)
クルーズや鉄道跡、歴史のある重厚な建物、食べ物、多くのお店や自然などなど見どころ満載で、何度も行きたくなる。
観光地の写真では、その一枚だけの光景を切り取ると、雰囲気があっても、
実際に行って全体を見てみると、写真以外のところは実はただの現代のまちの風景ということもあるのですが、
小樽は、写真一枚だけ切り取った部分だけ雰囲気があるのではなく、町全体で素敵。あちこちに名所があるという感じです。
逆にスポットはたくさんあり過ぎるので、事前に調べて計画すると効率よく楽しめると思います。
と、いうことで、
次回以降、同じ「小樽」ですが、家族旅行でもなく、神社めぐりのような目的のある旅でもなく、ロマンティックな彼氏のデートでもなく、いや、むしろロマンティックとは無縁の、おば……大人女子3人旅。
全く緊張しない、安定感の友人。(笑)
このメンバーという利点を活かし?美味しいけれど、デートで女子を演出するならちょっと不向きかも?なお肉かぶりつき系。小樽の超有名店「なると」本店さんの「若鶏半身揚げ」を食べに行ってきたので、その記事などを書こうと思います。
(なるとさんには、かぶりつかなくても食べられる他のメニューもあります)
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