先日、『「公文」の特徴、メリットとデメリット。 成績の悪い子の実力も、着実に上げていける教材と、システム。』という記事を書いたのですが、
「公文」のメリットは、子供の実力に合わせて、下から上に着実に力をつけていけること。
基礎を徹底的に積めることで、勉強の足腰を鍛えられること。
逆にデメリットとなるのは、
独自のカリキュラムで、基礎力以外などの部分が大胆にカットされているので、
図形など、学校の教科書に載っている単元でも、公文では学習しない、ということがあることが大きいかもしれません。
公文は、あくまでも「高校で困らない」ための教材というような、学校の勉強ありきの教材で、
勉強で困らないための、学校の勉強の補助的なイメージです。
と、いうことで、
公文だけしていれば、学校の勉強はしなくていい、という教材ではないので、
当然、学校での授業がとても大切になり、
多くの子供たちが、小さい頃や小学生で公文をして、
中学受験や、高校受験を意識しはじめると、塾に移行するのは、
勉強の基礎を固めたら、学校の授業や、また応用などの試験問題も意識して、解けるように習いたいと思うからなのだと思います。
さて、そんな大切な学校の授業、勉強の解説。
分かりやすく、カリスマ講師が指導する映像教材で、
今、多くの学校が導入しているタブレット教材が、「スタディサプリ」。
(「神授業、見放題」のテレビコマーシャルで有名)
スタディサプリは、個人で申し込んでも月1,980円ですが
(980円だったのが、値上げされました。 今後も変更の可能性もあるので、公式ページでご確認ください)、
今は全国の多くの「学校」で団体登録して導入されています。
林修先生のテレビ番組「林先生驚く初耳学」でも取り上げられて、「国民が持つべき一冊」と言われた、
教育本のベストセラー、「学力の経済学」の著者、慶応義塾大学教授の中室牧子先生も、
「スタディサプリ」の学習効果を検証されるそうですが、
今は、「学校」でも塾の授業を補講に取り入れ、推奨しているということだと思います。
以前、公文は勉強の問題を実践で解いていき、
着実に実力をつける素晴らしい教材だという記事を書いたのですが、
公文で実践力を磨いて、基礎を強固にし、
スタディサプリサプリの神授業を聞いて、理論的に理解する。
学校の授業と公文、二つの組み合わせ。
学校で補講に使われているスタディサプリで何度も授業を見ることができる、というシステムが、とてもいいと思いました。