『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する』黒尾誠 著。 健康になる食事、何を食べれば良いか? が、分かる本。


『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する 』


   よく言われる、「カップラーメンは、体に悪そう」という言葉。

でも、本当にそうなのか? なぜ?そうなのか?

「なぜ?  カップラーメンを食べると、体に良くないのか?」
考えてみると、私はよく分かっていなかったと思います。

塩分が多いから? 糖質だから? ぐらいは思っていましたが、

この本で知った、「リンが多いから。」は想定外。

………。

知らなかった。

そもそも、リンって何? というような状態だった私。(笑)

そういえば…、遠い目をして思い出してみると、
なんか、聞いたことがあるような、リンを取り過ぎると良くないとか……、
(腎臓病になってしまった方々の治療には、多分、必須の知識?)
ただその時、私は意味も良く分かっていなかったし、あいまいな記憶。

 でも以前、栄養学で、「塩分」の取り過ぎが、脳卒中などの原因になることが分かり、
その知識が世の人々に大きく広がって、減塩に努める人が増え、
現実的に、脳卒中にかかって亡くなる方々の人数を減らすことに成功したように、

リンの取り過ぎによって、腎臓病に負担がかかって、寿命が縮まってしまう、

そのことの注意喚起を書かれた医師の本。

『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する 』

著者は、東大医学部卒。自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授の黒尾誠先生。
2022年1月26日新書として発刊されてから、わずか数か月で9万部を突破したそうです。

 家族が「健康になる食事を作りたい」。
美味しいだけでなく、食べることで元気が出て、体も心も「健康になれる」、
体に良い食事を作りたい。

ということは、結婚したり子供ができたり、
家族の食事を作るようになったら、誰でも?一度は、考えるのではないかと思いますが、
これが意外にも、そういう知識を書いた本を、なかなか見つけられないと思ったりしませんか?
(私だけ? (笑))

「糖質を控えめにとる」とか、「塩分や油の取り過ぎに注意」てきな、
今や常識的?な感じのことをピンポイントで掘り下げてレシピを教えてくれたりする本は多いのですが、

もっと実践的に、具体的に、全体的に、

実際に毎日、何を食べたら良いのか?
(どんな食事を作ったら良いのか?)
本当に体に良い、健康になれる食事の仕方の方法を知りたいと思うと、

朝食を抜いてプチ断食をしよう、てきな話になったり、
美食をせず、質素で美味しくないけれど健康食を食べよう、というような極端な話の書いてある本になったり
(大人の自分が実践するならまだいいけど、子供がいたら、あまり極端なこと(朝食抜きとか)はしたくない、と思ってしまう)、
スポットでマメ知識的に、この栄養は取ったほうがいいてきなことが、ぽつりぽつりと書いているような本は多くても、
具体的に、毎日こういう食事を摂りなさいと、確信して書いて読ませる本は比較的少なくて、

結局、本当は、毎日何を食べてどんな食事をすれば健康になれるか?
ということの真実を追求して、その正確な知識を知っている人というのは、意外と少ないのではないか?、

多くが「そう聞いた」という程度の根拠の、どこかに書いてあったものだったり、人づてに聞いた知識から得た、
ほぼ「そう信じている」みたいな(宗教?)状態の知識からの情報だということも、多いのではないか?
と思う感じです。

 私は昔、「なるべく無農薬のお米を食べるようにしている」という話を人としていたときに、そばにいた知人から、
「え? 農薬を使って作っていたら、なぜ? いけないの?」、
という、ド直球な質問を受け、
ハッとしたことがあるのですが、
(有名ユーチューバのひろゆきさんが「人は物事を理解しているようで、していないのです」と紹介した、
科学者を悩ませたという、美智子様の質問。
「タンパク質って何ですか?」がちょっと思い出されました)

 農薬を使って作ったお米を食べたからと言って、
何か体に弊害があった、という明確な科学的な根拠があったわけではなく、
(むしろあるのが明確なら、国で認められていないと思いますし、
日本人の大多数が農薬を使ったお米を食べているので、かなり問題になっていると思います)

本当に、イメージというか、体に悪そう、とか、誰かもそう言っているとか、
かなりボヤーっとした知識で、
無農薬の食品を食べたいな、と思っていただけで、
「なぜか?」という明確に思っていた科学的根拠はなく、
虫を殺すようなものを使ったら体に良いわけがない、ぐらいの、
言われる相手側からすれば「風評被害」と思われなくもないぐらいの浅い知識、というか、
科学的根拠をきちんと調べようという姿勢に欠けていたことに気づいたことがあるのですが、

体に良い食事を作るのには、知識が必要で、
それを調べる手間や気持ちを、あまり惜しんではいけないなと反省したのを思い出しました。

 本の帯に書かれているのは、
「45歳の4分の1以上は、すでに危険な状態。」
「だが、まだ腎機能を取り戻し、長生きする方法は残っている」とのこと。

本を読み終わった最後には、
具体的に、実践できる食事のとり方などが、分かるように書かれていて、
科学的な根拠の元に書かれた説得力のある力強い本でした。

 腎臓病になり、透析を受けるという生活は、
なんとなく自分には来ないだろう、という気がしている人が多いと思いますが、
高齢になったら、食べるものや、生活の仕方、生活習慣といったものが、
健康に生きていくうえでとても大切になってきます。

年齢を重ねると、知識がないとかかってしまうことの多い病気も増え、歯周病、糖尿病、そして腎臓病などの話題を耳にすることも増え、
友人との会話の内容が、「健康」について、ということも増える。

そんな老化の仕組みを解明する研究を続けている医師の本で、

もし、いつまでも若く、卒業から数十年後の同窓会でも驚かれる立ち位置を取りたかったら、
必読の本かも。(笑)
本当に、健康や、老化を防ぐのに必要な知識が詰まっている本で、とても、良かったです。

 


『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する 』

 

 



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