前回、この3部作の1作目『人は話し方が9割』の記事を書きました。
3年連続、日本第1位で売れ続けるビジネス書。
非常に分かりやすく、誰でも実践可能で、「これを実現するには、まず、こういう勉強をしてから…」という遠回りな難しいものではなく、
笑顔で頷きながら話を聞く、という、今すぐ実践して変われる、そして効果テキメンなお話、という素晴らしい本でした。
でも、この3部作。
1作目の話9(「人は話し方が9割」)よりも、こちらの聞9(「人は聞き方が9割」)がメイン。
正直、コチラのほうが発行部数が少ないのが、非常にもったいない!と思う内容です。
実は、第1作目の話9(「人は話し方が9割」)は、
編集者さんから「話し方の本を書いて欲しい」と言われて、
でも、著者の永松茂久さん自身は、「でも俺、そもそも話し方の専門家じゃないし」と、ちょっと後ろ向きな気持ちで、数年書かずにいたのですが、何度も頼まれるので、やっと書いたところ、
これが、本人も驚きの大ヒット!
ビジネス書ランキング3年連続第1位のベストセラーになるほどの売れ行きを見せ、
著者の永松茂久さん自身が、一番、驚き!(笑)
「こんなにみんな、話し方で困っているんだ!」と気づき、
第2作目の聞9(「人は聞き方が9割」)では、書きたいことがあふれるようにあり、本気で書いた?ということだそうです。
コチラのユーチューブ動画で永松茂久さんご本人がお話されていました。
で、前回の記事で、私も1作目の話9(「人は話し方が9割」)の記事を書き、
今回は、2作目の聞9(「人は聞き方が9割」)。
前回も素晴らしかったですが、今回は本当にメイン! とても良い本で、話し方や人間関係をもっと上達させたい、と思っている方は、読まれると良いと思います。
人が、「話し方」の本を読む目的は、
人との話し方の中で、もっと相手と心通じるコミュニケーションを取りたいと思ったり、人と打ち解けて、仲良くなりたいと思ったり、好かれたいと思ったり、つまり人間関係を良くしたいという思いがあると思うのですが、
実は、人間関係を円滑する要因、大きな方法が、「聞き方」。
話し方の本には、雑談ネタを多く用意するなど、まず勉強するところから始め、知識を自分の中に蓄えるところからスタートする話も多いのですが、
この本は、もっともっと近道。話し方の基礎?
まず「笑顔で頷く」だったり、「相手の気持ち(感情)に、自分の表情を合わせる」というような、即、実践できる、今すぐ変えられる話のオンパレードです。
もし、話のネタに知識や情報が必要と思われている方でも、その勉強をしなければ話せない!と思い込むのではなく、今すぐに変えられることが多くあるので、
まず、話し方や聞き方の基本を知って、オプションで?新聞を読むなどネタを広げていくのが良いかと思います。
「話し方」や「聞き方」、会話に悩んでいる方はもちろん、
人間関係が、どうも上手くいかないと思っている方にも、参考になる本。
読むと三年連続で第1位、ベストセラーの理由が分かると思います。
著者の永松茂久さんの公式サイト。
拍手喝さいで迎えられる、茂兄。 さすが人間関係の本を書く人。こうなりたいと思う人は多いと思います。