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『おすすめ』 『銀座まるかん』

『人は話し方が9割』永松茂久著。3年連続、第1位のベストセラー。 「話し方」を通した、「人間関係」成功本。

 初版発行から2023年現在まで、3年連続ビジネス書ランキング第1位をキープしている、永松茂久(ながまつしげひさ)さんの『人は話し方が9割』。

話し方の本や、人間関係の本は、昔から多くの人が出版されていて、それこそ星の数ほど書かれているような鉄板ネタ。

その中で、なぜ?この本が売れているのか?

読んでみると、読者が、何を求めて本を読んでいるのか?を正確に把握して、その答えが分かりやすく書かれている本だから、という感じがしました。

この本を読んでいると、話し方のノウハウ本を買う人の、真の目的は、
実は「話し方が上手になりたい」のではなく、
会話を通して、会話する相手との円滑な人間関係を築きたい、という、真の目的があることに気づきます。

その目的のために、お笑い芸人さんのような人にウケる話し方や、楽しさを演出できる話し方を夢見てしまう方もいらっしゃるようですが、
人間関係に大切なのは、そのような話し方ではなく、

自分の言ったことに共感して、話を聞いてくれる人だったり、
言ったことを否定せずに笑顔でうなずいて聞いて、応援してくれる人だったり、
例えば自分と会っていない場面でも、自分の悪口を言わず、褒めてくれる人だったりする。
そういう話し方のノウハウを教えてくれる本、というか、話し方を通じた円滑で幸せになる人間関係の築き方のノウハウが書いてある本でした。

 私が著者の永松茂久さんの本を初めて読ませていただいたのは、10年以上前。
『斎藤一人の道は開ける』と、『斎藤一人の人を動かす』という本でした。

永松茂久さんは、銀座まるかん創設者で累計納税額日本一の大商人、斎藤一人さんのお話に感銘を受け、
斎藤一人さんの講演会の翌朝、宿泊しているホテルの前でプラカードを持って待ち伏せ。というか、出待ち。(笑)

そこで、ぜひ自分の開いているたこ焼き屋のお店に来て欲しいと直談判し、斎藤一人さんから直接教えを受けることになられた方です。

そこから十年、永松茂久さんは斎藤一人さんに励まされて、もう斎藤一人さんのお名前を使わなくても大ベストセラーを出せるほど大成功されていました。

(斎藤一人さんの一番弟子 柴村恵美子さんのユーチューブ動画にでお話されていました。)

『人は話し方が9割』、人の話を笑顔で頷きながら聞く、相手の幸せを祈りながら話す、など、
今日から、今すぐ実践できる内容で、読んだ人を助けます。

人と仲良くなりたくて、空回りしてしまっている人の中には、
本当は良い人なのに、なかなか人から理解されない人や、
もっと幸せになってよいハズなのに、なかなか人と円滑に過ごせない方々も多いように思います。
そんな時、何を考えて、どう話せば良いのか?が分かる本。

ただ笑顔で、頷きながら人の話を聞くようにしただけで、世界が変わるということもあるのかも。
本を読んで、知識を得ることはとても大切だと思います。

 

 

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