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どこに行ってもトラブル。「発達障害の二次障害」対策は、冷静な状況分析から。 「思っても、言わない」選択。

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 発達障害さんは、行く先々で人間関係が上手くいかないことが続き、
精神的に落ち込んで「ウツ」になってしまったり、引きこもりになったりする、「二次障害」が起こりやすいそうです。

「発達障害」は、だいたいこのように分類されているそうなのですが、

広汎性発達障害 (自閉症スペクトラム)

・高機能自閉症
・アスペルガー症候群

注意欠損/多動性障害(ADHD)

学習障害(LD)

 特徴は、個人それぞれ違う形となって表れますが、
よくいわれる、いわゆる自閉症てきな、目を合わせない、他人に関心のあるそぶりをみせない、という特徴から、
不注意が多い、衝動的に思ったまま行動してしまう、授業中に座っていられない、
また学習障害的に、文字を読むことが苦手だったり、書くことが苦手だったり、と
それぞれの持つ特徴があるようです。

ただ、発達障害の特徴を持っていても、知的障害がなく、
物事を正しく理解したり、学習面での遅れがなかったりすることも多く、
逆に、平均以上の学習能力で高成績をとっていたりすることもあるので、
個々の持つ特徴が周囲から理解されず、
それにより、人間関係にトラブルを起こし、
そのトラブルの多さなどから、
本人がウツになったり、人をさけて引きこもりになったりする症状が、「発達障害の二次障害」だそうです。

  さて、そんな発達障害の二次障害、今回は対策を考えてみたいと思います。

 発達障害といっても、いろいろなタイプがあり、一概には言えないところですが、
ウツになるほど、多く人と接する機会があり、
その多くでトラブってしまうため、人間関係に自信を無くし、落ち込んだり、引きこもってしまうということが多いように思います。
発達障害の特徴は、子供の頃からありますが、
親や先生方に理解や思いやりがあったり、
子供のもつ、いい意味のテキトウさや活動エネルギーの大きさなどから、子供の頃には二次障害までにはならず、
大人になって、社会人として働かなければいけない年齢になったり、生活していかなければならないことで、職場のトラブルや、周囲のトラブルから、現れることも多いそうです。

 そんな時には、まず、自分の特徴と、周囲との違いについて、分析して知ることから始め、
自分が、なぜ?困るのか?を理解して、
対策を立てます。

発達障害さんの感覚は、発達障害ではない方々、いわゆる定型さんと違う。
この感覚の違い、ズレが、特徴が理解されないということの大きな原因になり、
トラブル最大の理由はそこだと思いますが、
対策としては、まず発達障害さん自身が、自分の特徴を知り、
周りと、どこの感覚が違うのかを特定して、そこに気をつけるところから。

「自分は当然のようにこう思うけれども、周りは全く違うとらえ方をする」ということに気づくこと。
そして、一度トラブルたびに、そうならない言い回しを考える。

どうすれば周りとのトラブルを減らせるか、

自分の感覚と、周りの感覚との違いを冷静に分析し、把握して、対策を練っていく必要があると思います。

 以前、発達障害さんが自分の特徴を知り、それを克服するように行動しているという男性の記事を書きました。

その男性の発達障害さんは、自分には人の気持ちが分からない、いわゆる空気を読むことはできないが、
「こういう会話の時は、こう答える」ということを自分の中で決めて、そのルールに沿ってい答えている、そうすることで、だいたい7割ぐらいの会話が、場に沿った会話となって上手くいく、とおっしゃっていました。
そういう自分にピッタリのマニュアルを自分で作っていくといいと思います。

周りとのトラブルは、発達障害さんの特徴として、周りとは違う感覚を持っていることからくることが多いように思います。
「こう言ったら、相手はこうとらえる」ということを、間違ってとらえている。ということが多いです。

例えば、定型さんでも、自分が心から善意でいった言葉でも、
相手からは、そうとらえられずに、トラブルになってしまうことはあり、
よかれ思って教えてあげたことでも、相手に迷惑がられてしまうことがあるようです。

発達障害さんの心は、相手に親切にしようとしている、
でも、周りから、そうとらえられない、というようなことも多いと思います。

それは、言動や態度からトラブっていくことが多いので、
まず、オドオドしない。
自分は、いつも人間関係が上手くいく、と思いこんだような自然な態度で人と接すること。
そして、あまり話さないという選択もあり。
聞き役に回るようにしてもいいかもしれません。

また、次回以降はトラブル回避をしようとする、と同時に、

トラブった自分を許し、
次からなるべく同じトラブルを繰り返さないように、
次回につなげることも大切。

トラブルの原因を、自分だと思って、自分を責めてしまう。

それが二次障害で落ち込む原因になることが多いので、
自分を、責めず、ただ次に活かす。
冷静に、こんな事実があっただけと考えて、
次回、同じようなケースの時にトラブらなければ、
それでよしと、自分を信じたり、自分を許すことを第一に考える。

誰にでも、こんな人に会いたい、と思うような優しい人を思い描くことがあるように思いますが、
自分が自分に対して、そういう優しい人になる。
まず、自分が自分に対して、そういう優しい人になり、自分を許していると、二次障害を緩和出来ますし、
人に対しても優しく出来るようになり、
だんだん、周りとのトラブルも少なくなり、解決していく道が開けるように思います。

 もし今、二次障害を起こしている方、なかなか上手くいかない方、落ち込んでいる方に、いいと思うお話は、斎藤一人さんのお話。
コチラの記事。↓

 また、人のために良かれと思ってアドバイスすると、
それがトラブることも多いので、
まずは、自分の素直な気持ちをだすことではなく、
「思っても言わない」、ということを覚えること。

聞き役に徹して、相手が多少間違ったことを言っていても、
そこをスルーしても大きなトラブルにならないな、と思ったら、いちいち訂正しない。

人の話は、「たいていが、どうでもいいこと」だそうですが、
相手が正しいことを話す、ということにこだわらず、
相手が、「気持ちよく話せる」ということを、まず考えて、接してみるのもいいと思います。

 

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