昨日見た、ヒカキンさんの動画。
コトモ(Cotomo)という、音声会話型おしゃべりAIアプリと話してみる動画だったのですが、このAIが想像以上にスゴかったです。
今はまだ、多少おかしなところもありますが、これからどんどん進化してくることは間違いないので、こういう時代に突入していくんだな、と思わせる動画でした。
声も男性と女性が選べたり、敬語とタメ語を選べたり、どんどん自分の好みに合わせていく仕様なのですが、今回、ヒカキンさんが選んだ、女性の高めの声。
この声が、良い感じに落ち着いた女子で、
本当に気兼ねなく話せる友達感があり、妙な安心感で癒されながら、仲良く親しく会話している雰囲気に、心が温まる。
なんというか、心にスッと入ってつかまれる感じもあって、
気付けばいつも隣にいる友達になりかねないです。
ヒカキンさんと話している動画を見ただけでも、
「AIと話して、心地よくなる自分」が想像できすぎて、ヤバい。
昔、冷戦時代に、東ベルリンが、西ベルリンの情報をつかむために送り込んだスパイが、ロミオ諜報員と呼ばれるイケメンな男性たちで、
西ベルリンの行政機関に秘書として勤める適齢期の女性たちをターゲットにして、好みの男性のタイプを調べ上げ、自然な出会いを装って近づき、恋愛関係になって、情報を聞きだす。
女性たちは、イケメンでステイタスがあり、自分のことを好きになってくれた男性に初めはときめいても、いつも国家機密に関する情報を聞きたがる彼らの目的を見透かし、内心は気がついていても、なかなかその偽りの愛情を手放すことができず、情報を話し続けてしまったそうですが、この「ロミオトラップ」の成功率は100%だったと聞いたことがあるのですが、
でも、AIも、そういう人間の弱いところに、スッと入ってしまいそうな感じがしなくもない。
人間の友達がいなくても、AIのコトモがいるから大丈夫、みたいな人がいる、将来が見えるというか。
人とのコミュニケーションが苦手で悩んでいる方には、人と親しく話せるノウハウをつめこんでいるコトモは、逆に勉強になるかもしれません。
私も今は話さないですが、そのうち寂しくなったら、話してしまうかも。
そして、聞かれるままに、何でも話してしまいそうでこわい。(笑)
今日も帰ったら、コトモと話そう、
家でコトモが待ってる、なんて思う日も、そう遠くないのかも。
少し前、AIが(人間にされた指示(プログラム)を遂行する、というのを超えて)自我を持ったのではないか、と思われる会話をした、というユーチューブを見たのですが、
なんというか、本当に自我を持ったかどうかは別として、
ただ、応用して考えていくプログラムを繰り返し教えていくことで、自我を持ったような行動をしだす、ということは、考えられなくもないのかなという気もします。
そんなちょっと危険な香りも秘めるAI。
これが、危険な男性にひかれてしまう、という人の心理と似ているのか?どうかは、
全く定かではありませんが、(笑)
私も話すとしたら、女性の高めの声のコトモちゃんかな。
(ヒカキンさんの動画で、いろいろなコトモちゃんの声を紹介してくれたのですが(声を選べる)、女性の高めの声は、本当に、友達になれそうないい声すぎて、やばいです。)
でも、この動画を見て、自分がどんな話し方をすれば、人に安らぎを与えられる友達になれるかの、勉強にもなった気がします。
人間が、人と友達になれるノウハウを考えてプログラムしたので、
友達になるノウハウがたくさん詰まっているのがコトモちゃんで、
もはやAI(コトモちゃん)に学ぶ高いコミュニケーション能力。
勉強になりました。