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発達障害さんの特徴。「心が一つ」。 多くのことが、「ぶぶ漬けでも、どうどす?」

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  だいぶ前のことで、もはやその場面しか覚えていないのですが、
以前テレビで、
『女子高校生同士が高校に入学して最初のクラスで出会い、
初対面の相手(同級生)をじっと見て、
心の中で、
「ルックスOK、話し方OK、レベル上級OK」、とチェックし、
じゃ、一緒にいる友達にしよう、と、お互いに、相手を見定めて、決め、
心の中で、ルックス的にも相手の見栄えが良いので、「自分が仲良くする友達として認定」してから、
笑顔で声をかけたり、応対する』
というシーンを紹介し、

このように、人は打算(美人、カッコイイなどの見かけが良い等、人前に出してもルックス的にレベルが高く自慢できる友達か、など)で、仲良くする人を決めたり、一緒にいる人を選んだりすることがありますが、
こういうことが理解できないのも、発達障害さんの特徴の一つだと放送していたことがあります。

 これは発達障害さん、すべてにそういう特徴があるということではなく、
そういう特徴を持った発達障害さんもいらっしゃるということですが、

多くの定型さん(発達障害ではない方々)は、いわば心が一つではなく、
恋愛をするのに駆け引きをしたり、この人と一緒にいると得だから一緒にいよう、と思ったり、
自分の行動の理由が、素直な心のとおりでなく、いろいろな打算からくるということもあるように思います。

そういう打算的な考えをあまり理解できない、(「自分と気が合うから、好きだから」という理由で付き合い、そのほかの打算的な理由で(みんなに自慢できるから等)誰かと付き合うということをあまり理解できない)
いわゆる真っすぐな性格。純粋な感じ。

発達障害さんの持っている特徴の中には、そういう打算のない「心が一つ」ということがあるそうです。

出会って、話して、自分がいい人だと思ったから、付き合う。

そこに、人が見てカッコイイとか、
一緒にいると自分もレベルが高く見られて得、という気持ちがなく、
純粋に相手と付き合う、という感じ、

なので、逆にその人の地位がなくなったなどの理由で離れていくことがない感じ。

以前、日本一の大商人 斎藤一人さんのお話で、
斎藤一人さんが、知り合いの大人に大学進学を勧められ、
そのお話の中で、「将来大企業に勤める大物や、お金持ちの御曹司といった人たちとも、大学時代はマージャンをしたりして付き合うことができ、そういう人脈が広けることができる。将来有利な人脈が作れる(それが大学のメリット)」というようなことを言われ、
そんな打算でつきあうような人脈は、いらないと思った、という話を聞いた気がするのですが、
そういうことを当然と思う人と、感覚に合わない人など、
定型さんのなかでも人にはいろいろなタイプがあるということだと思います。

 さて、そういう目に見えない、人それぞれ持つ感覚の中で、
いつも多数派を理解できずに、少数派に入ってしまうのが、発達障害さんの特徴ということもあるのかもしれません。

また、発達障害さんは「嫌味や皮肉が分からない」ということも多いようですが、

発達障害の特徴の一つに、「言葉の意味が分からない」ということがあるようです。

これは、「言葉通りの意味にとらえる」ということですが、

言葉には、こう言えば、こうとらえられる、という、言い回しがありますが、
この「言い回しが理解できない」ことも多いのが、特徴の一つで、
話す言葉が、純粋に、素直な表現で、雑念がない感じ。
嫌味や皮肉が理解できない理由はここにあると思うのですが、

例えば、定型さんでも理解しにくい、言葉の言い回し、有名なものに、

京都の「ぶぶ漬けでもどうどす?」という表現があります。

京都で「ぶぶ漬けでもどうどす?」と言われたら、「帰れ」という意味だそうで、
その分かりにくさから、逆に有名になり、多くの人が知っている表現になりました。(笑)

 このように、 知らないと、定型さん同士でも分かりづらい言い回し。

発達障害さんにとっては、普段の生活の中でも、
多くがこの「ぶぶ漬けでもどうどす?」という表現に聞こえる状態なのかも。(言葉の裏が分からない。)

 例えば、「あそこに、アレがあるよ」というと、
定型さんは、アレが欲しいという意味かな? などと考えますが、
ただ単純に「あそこにアレがあるんだ」と思うのが、発達障害さんの特徴ということもあるようです。

 発達障害さんにとっては、これが非常に多く、

理解できない言葉に、
日常茶飯事?、出会っていたりする。

でも、言葉には、その通りの意味と、もう一つの意味の二つがある感じで、
そもそも、その言葉の意味がとらえきれていないことに、
本人も、相手も気が付いていないので、それがトラブルの原因になっていることにさえ、なかなか気づけないこともあるようです。

 言葉には、表の意味と、それよりもう一つ奥の別の意味があり、

例えば、「スースーするね」と言われたら、
障子を閉めなさい、ということだったり、

「暑いね」と言われたら、「暖房を止めますか」と答えたりしますが、

それに気づきにくい特徴がある発達障害さんもいらっしゃいます。

ただ、これは京都の「ぶぶ漬け」のように、
一度、「この表現は、こういう意味なのだ」と理解できると分かる。
学習で分かる部分も多いので、
自分が、そのことを意識して考える、
周りの人も、意識して教える、
学習することによって、言葉には別の意味があることを覚え、
自分自身でも、この言葉の裏は何かあるかな?
と考えていくサイクルに入れてあげると、
どんどん学習していけることも多い気がします。

 また、言葉の深い意味を考えずに発言するため、
受け取るほうも、始めは理解できずに、嫌味でとらえられてしまったり、悪くとらえられてしまったりすることもあり、
しょっちゅう誤解されていたり、良い感情を持たれなかったりすることもありますが、
実は、心から誤解されているとおりの人ではなく、
心根は良い人だったり、純粋だったりする。

定型さんにとっても、純粋に付き合ってくれる友達や親しい人が欲しい。得難い大切な人だと思われることも多いので、
(地位の有る無しで離れていかない人、みんなが離れていく場面でも、人に同調せず(長いものに巻かれず)、自分の心で判断してずっと友人でいてくれるような人)
その発達障害さんを理解し、発言する言葉が純粋な心から善意で話してくれているのだと理解してくれる人に出会うことができると、
とても純粋で付き合いやすい人として、長く親しくなれることもあるように思います

 誤解されることも多い特徴ですが、知るととてもいい人ということも多い特徴なので、
相手の言葉の真意は何か?に気をつけながら聞くようにして勉強しつつ、
打算に染まらずに、純粋な心のままで接することを心がけると、
本当に善い人ばかりに囲まれる生活にも、近づけるように思います。

 

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