『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』は4種類。
秋保、伊香保、南紀勝浦、黒川。
その「南紀勝浦」の記事を、以前に書きました。
(コチラの記事。『『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』「和歌山 南紀勝浦 八朔(はっさく)の香り」 湯冷めしにくく温かで、肌しっとり。 』)
さて、今回は続き、「黒川」に入浴してみました。
「熊本 黒川 懐かしく穏やかな い草の香り」(『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』)。
い草って、何だっけ?
あ、畳だ!
と思い出す前に、いっテンポ、ありました。
入浴剤のパッケージも、
以前に紹介した「南紀勝浦」とよく似ていて、
いかにも「同じシリーズ」。
統一感があります。
(コチラの記事。『『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』「和歌山 南紀勝浦 八朔(はっさく)の香り」 湯冷めしにくく温かで、肌しっとり。』)
以前に入った「和歌山 南紀勝浦 あまくほろ苦い八朔(はっさく)の香り」のパッケージ
そして、今回入った「い草の香り」のパッケージ。
え? ぜんぜん違うじゃん!
というところですが(笑)
私が若い頃、年配の方々が、言っていた、
「最近のテレビアイドルの若い子たち、みんな同じ顔に見える」とか、
外国では「アジア人は、同じように見える」、みたいなセリフが、
理解できるようになってきたお年頃。(笑)
(私も年を重ねました。)
(昔は、「え? なんで分からないの?」ぐらいに、不思議に思っていたのに、
年齢を重ね、「同じように見える」を私も経験中。(笑))
ただ、このパッケージの違いについては、
夜空と月、温泉宿の絵が同じなので、
似てるといえば、雰囲気は同じようで似ていますが、
「間違い探し」をしよう!と思って見れば、
ぜんぜん違う。
同じ箱の中に入っている同じシリーズということになります。
(ちなみに、パッケージの下部の色が、入浴剤のお湯の色。)
さて、今回の「い草の香り」、
入浴してみると、
色は、青畳が、少し焼けてきて黄色く変色しかけているような、そんな印象も受ける乳緑色のお湯で、
私にとっては、おじいちゃんとおばあちゃんの家、を思い出させる香り。
今は畳の部屋のある家が少なくなってきているので、自然に懐かしい気持ちになりました。
子供の頃、年に数回、おじいちゃんの家に行くと、
おばあちゃんが作ったお料理が、テーブルいっぱいに並んでいて、
みんなでそれを囲んで、食べた記憶がよみがえります。
ビンに入ったキリンレモンと、キリンオレンジジュース。
「若い人は、こういうの好きだから」と、手料理の他に、買って用意してくれたケンタッキー・フライド・チキン。
私が好きだと言ったら、次からさりげなく、素敵な器によそわれ、食卓を彩っていた缶詰のコーン。
愛情いっぱいに接してくれていたことが、今になって分かり、
空から見守ってくれている祖父と祖母に感謝する。
温かいお湯のなかで、しばし思い出に浸り、懐かしく穏やかな時間を過ごしました。
『いい湯旅立ち にごり露天湯の宿』 「熊本 黒川 懐かしく穏やかな い草の香り」は、白元アース株式会社さんで販売されています。