『はたらく細胞』は、930万部突破のベストセラーのマンガ本。
そのレビュー記事、以前に書いた、1巻、2巻に続き、今回は3巻目。
(コチラの記事。
1. 『はたらく細胞』清水茜 著。マンガ本で「生物」の勉強? 930万部突破の、大ベストセラー。 感想。
2. 『はたらく細胞』清水茜 著。2巻 ぞくぞく登場する新キャラ、細胞それぞれの役割。 より分かりやすくなってきた感じがします。 )
どんどん面白くなってきた感じの第3巻は、
細胞同士の関係が、人と人との人間関係のように描かれ、
ときに笑い、
ときに涙し…、いや、言い過ぎ、泣くところまではありませんでした(笑)、
物語として引き込まれるようになってきたと思います。
ここまでくると、読者の良い反応も作者のかたに伝わり、
ノッてきた感じというか、
売り上げも、評価も良く、自信をつけて書いてくださっているのかな、という感じで、
笑いどころが増え、読み手としても、分かりやすく、楽しく読めました。
生物学のテストでは、よく血液の巡る順番を答えるものが出題されたりしますが、
その順番に、マンガ本の中で赤血球ちゃん自身が迷い、道を間違えて迷子になってしまったり、
前駆細胞として生まれた、小さな細胞の芽が、
未熟細胞になり、見習いのようなナイーブ細胞になり、
立派なキラーT細胞に成長していく、
(筋肉隆々の、グリーンベレー?(笑))
みたいな感じのストーリー仕立てだったり、
友情物語や、助け合いがあって、面白かったです。
(恋愛系ではないので、そこらへんはドロドロしていなくて、読みやすいですが、
ただ、血液や粘液系という意味では、ドロドロしています。(笑))
風邪の感染や、免疫などの反応について描いていたのも良かったですが、
3巻の最後の、髪の毛の毛根のために、全力で立ち上がるストーリー。
ユーモラスで、笑いました。
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