人間関係を良好に保つために、「笑顔」が大切、と言われます。
でも、ただ笑っても、効果薄。
きちんと、人に好感を持たれる笑顔で微笑んでいること。
写真を撮られなれている人が、どんな笑い方をすれば、
自分がどんな笑顔で写るか、分かっているように、
(いつも、この角度、この表情で撮る、など)
「笑顔」が素敵で上手な人は、微笑んだときに、
今、自分がどんな顔で微笑んでいるかが分かっていて、
好きな時に、「人から、好感の持ってもらえる笑顔」で、微笑んでいます。
例えば笑顔が素敵で有名になった、プロゴルファーの渋野日向子さん。
彼女は自分がどう微笑めば、どんなふうな表情になるか、
それを見て人がどんな気持ちになるか(親しみをもつ、好感をもつ)などを、
キチンと解って微笑んでいて、
ちゃんと一度、鏡で笑顔を作って練習し、人の反応から効果を確認して完成させている。
鏡を見ないで微笑んでも、自分がどんな顔になっているか知っていて、
さらに、それを人が見たとき、どんな印象を持つか分かっているので、
その最強アイテム「笑顔」を存分に使い、
テレビで発信されても、多くの人たちの中で際立って輝き、生き残っていける素敵な笑顔ができているのだと思いました。
よく、目つきが悪いと言われたので整形したい、とか、
睨まれていると勘違いされるので、整形を考えてる、など、
自分の顔が、相手に与える印象が悪いことに悩んでいるかたがいらっしゃいますが、
美人とか可愛いとか、目つき、という前に、まず表情(笑顔)を練習して磨いてみると、整形の必要がなく目的を達せられることがあるかも。
自分で親しみを持たれ、好感を持たれる表情を練習して作れるかどうかが、一番大きいと思います。
さて、そんな笑顔の作り方。
いろいろ本になっているので、読んでみるといいかも。
プロゴルファーの渋野日向子さんの笑顔を見ても、
かなり大きく笑っていて、それぐらい笑っていても、見る方には、自然な笑顔に見える。小さい笑顔は、相手に伝わらないことも多いようです。
実は、私も笑顔を学んだのは、もうずいぶん前で、
本も、とても古い(何十年前)の本なのですが、
女の運は「笑顔」でひらける―1日3分のトレーニングで、あなたは人生が変わる! (21世紀ブックス)
- 作者: 松尾通
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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歯科医師の先生が書かれた本で、今も持っています。
書かれている文章(当時、若く人気のあったタレントさんなど)、やはり時代を感じますが、笑顔の作り方の分かりやすい本で練習しました。
さて、今でも、使っている笑顔の方法。
自然で素敵な、好感のもたれることの多い、笑顔の作り方。
『ワリバシを漢字の「一」の字になるように水平に持って、そのまま前歯で噛む。
そのまま左右の口角を上げる。』だけ。
鏡で見ると分かりますが、こうすると、左右の口角が均等に上がって、
好感のもたれる、自然な笑顔になります。
初めは鏡を見て、ワリバシを噛んで練習して、
鏡の前で確認しながら、表情筋の動かし方を覚えるといいと思います。
左右の口角は、右と左が、「同じ高さ」均等に上がっていること。
(どちらか一方が高く、片方が低い状態だと、不敵な微笑みになります。(笑))
ただ、表情は、
楽しい場面では楽しい表情で、
悲しい場面では真剣な表情で、
場面に合わせていなくては、いけないもの。
いくら「いつも笑顔」で、と言われても、
相手の気持ち、その場に合わせた表情を作らなければ上手くいかないと思います。
笑顔で有名な渋野日向子選手も、きっと練習され、意識をして素敵な笑顔を作られていると思うので、お手本になると思いますし、
今、自分の持っている力(現状の顔)で、一番、好感のもたれる笑顔をつくる練習をして、人に明るい気持ちになってもらえるように、笑顔で接すると、
相手も自分も、楽しく幸せになっていくことができるように思います。